お客さんから コスミックSLをお預かりしました。

コスミックカーボンSLというモデル名であったホイールと
リムのコスメチック以外 なんら違いませんが、

この年代のものは コスミックSLというモデル名です。
それはいいとして、お客さんが これに ミシュランのプロ3レースを
履いて走っていたところ、前輪の輪胎が ボコッと内側から
北斗神拳を食らったかのようにふくらんでいるのに気付いて
あわてて空気圧を落としたものの、それからしばらく走ったところで
大爆発したとのことです。下りの最中でなくて よかったですね。
ミシュランの輪胎は バルブ穴直下の位相で
輪胎のゴムが溶けてリムに こびりつきますが
(エンデュランス系は 製造法かOEM元が変わったのか
見かけなくなりました)、
このホイールでは それがリムの全周に渡って起きていました。
距離でいうと2000kmほどしか使っていませんが
輪胎を履いてからは1年以上は経っており、
下りのブレーキ熱や 赤トレッドの耐候性の低さなど
色んな悪条件が重なった結果です。

↑前輪のバルブ穴付近
これくらいなら まだ よく見かける程度ですが・・・

溶けたゴムが リムテープの上や

ビードフックの内側奥まで回っています。

これを

アセトンで拭いて

きれいにしました。
簡単に書いていますが けっこう苦戦しています。

↑これは後輪のバルブ穴付近です。

ビードフックの外周は、比較的簡単に きれいにできます。
リムテープは前後輪とも交換しています。

話は変わりますが、コンチネンタルに
「アタック&フォース」というモデルがありまして、
フロント専用設計のトレッドと幅になっているのが アタック、
リヤ専用設計が フォースとなります。
チューブラーとWOで出ていますが 以下の話はWO輪胎での場合です。
アタック&フォースと その後継モデルのアタックII&フォースIIが
アタックが22C、フォースが24Cとなっており、
少し前までは 前輪にアタック22C、
後輪にフォース24C・・・ではなくグランプリ4000SIIの23Cか
輪胎の寿命とパンクのリスクを気にしないなら
グランプリTTの23Cを履くのが
WO輪胎での転がり軽さにおいて
常用できる範囲では最強(←私見です)でした。
が、現行モデルはアタックIII&フォースIIIとなっており
これが旧モデルより1Cずつ太って23Cと25Cになったのと
グランプリ5000のWO輪胎が 転がり軽さにおいて優秀なので
前輪にだけアタックIIIの23Cを履く理由が無くなりました。
アタックIIは すでに廃版ですが、
問屋さんの最終在庫をひねり出してきたものを特価で販売して「いました」。
はい、すみません過去形です。
今回の件で全て売れてしまいました。

後輪には グッドイヤーのイーグルスポーツの25Cを履かせましたが


リムの内幅が狭いので(ビードフックが分厚く 実測で13.5mm)、
8気圧入れましたが 23mmを うっすら下回っています。

↑前輪の輪胎は ホイールのお持ち込み時点では付いていなかったので
これは後輪に付いていた輪胎ですが、

バルブ穴直下のゴムが溶けて ケーシングが露出しています。

裏から見ても


↑かなり薄くなっていました。

これは また別件で、ずいぶん前に撮った記事用の画像ですが
プロ3レースと同年代の リチオンの黒です。
カラー輪胎よりは起こりにくいものの
黒輪胎でも同じ症状が出ます。
実は コスミックSLは一昨日の話で、
これにつづいて今日 ホイール3ペア分の輪胎を交換しました。
いずれも同じくプロ3レースの赤の23Cです。

↑時系列がとびますが 外した輪胎です。
まあ、一度 不信感を持つか エライ目に遭うと
交換したくなる気持ちは分かります。
これらの輪胎の中に、裏側から見て
バルブ穴直下でケーシングが露出しているほどのものは ありませんでした。

これはカンパニョーロのバレットウルトラで、
リムの内幅は 冒頭のコスミックカーボンよりは広く
実測で15.8Cです。

輪胎は 自称23Cですが、


実測で25.4mmありました。ちょうど1インチです。
ミシュランの輪胎が 元々太めというのもありますが、
経年使用で太ったのも 間違いありません。

同じホイールに イーグルスポーツの25C
(このモデルには23Cの展開が無い)を履いたところ


7気圧で 実測23.7mmでした。
2020年から、ロードバイクの輪胎幅のETRTO規格が
ワイドリム化した実状に合わせて 変わっています。
それによれば 22~24Cの輪胎が想定しているのが
内幅17Cのリムで、
25~28Cの輪胎が想定しているのが 内幅19Cのリムです。
つまり、新規格では25C輪胎は 内幅19Cのリムに入れないと
適正空気圧での輪胎幅が25Cにならないということです。
これにすでに合わせている、と表明しているのはヴィットリアですが、
グッドイヤーがどうなのかは不明です。
実測の内幅19.2mmのAL22Wリムに
グッドイヤーの自称25Cの輪胎を履いた場合
だいたい表記の通りになるのは確認済みなので、
グッドイヤーも 新ETRTOに準拠しているのかもしれません。

↑これはヴィジョンのホイールですが、

バルブ穴直下が溶けていました。
これくらいなら よく見かける程度です。
これでも、裏側のケーシングは露出していませんでした。

バルブ直下に限らず 輪胎のゴムがビードに移っているので、
大爆発予備軍ではあったのかもしれません。
TITLE: PRO3 賽車胎爆炸了
BODY:

コスミックカーボンSLというモデル名であったホイールと
リムのコスメチック以外 なんら違いませんが、

この年代のものは コスミックSLというモデル名です。
それはいいとして、お客さんが これに ミシュランのプロ3レースを
履いて走っていたところ、前輪の輪胎が ボコッと内側から
あわてて空気圧を落としたものの、それからしばらく走ったところで
大爆発したとのことです。下りの最中でなくて よかったですね。
ミシュランの輪胎は バルブ穴直下の位相で
輪胎のゴムが溶けてリムに こびりつきますが
(エンデュランス系は 製造法かOEM元が変わったのか
見かけなくなりました)、
このホイールでは それがリムの全周に渡って起きていました。
距離でいうと2000kmほどしか使っていませんが
輪胎を履いてからは1年以上は経っており、
下りのブレーキ熱や 赤トレッドの耐候性の低さなど
色んな悪条件が重なった結果です。

↑前輪のバルブ穴付近
これくらいなら まだ よく見かける程度ですが・・・

溶けたゴムが リムテープの上や

ビードフックの内側奥まで回っています。

これを

アセトンで拭いて

きれいにしました。
簡単に書いていますが けっこう苦戦しています。

↑これは後輪のバルブ穴付近です。

ビードフックの外周は、比較的簡単に きれいにできます。
リムテープは前後輪とも交換しています。

話は変わりますが、コンチネンタルに
「アタック&フォース」というモデルがありまして、
フロント専用設計のトレッドと幅になっているのが アタック、
リヤ専用設計が フォースとなります。
チューブラーとWOで出ていますが 以下の話はWO輪胎での場合です。
アタック&フォースと その後継モデルのアタックII&フォースIIが
アタックが22C、フォースが24Cとなっており、
少し前までは 前輪にアタック22C、
後輪にフォース24C・・・ではなくグランプリ4000SIIの23Cか
輪胎の寿命とパンクのリスクを気にしないなら
グランプリTTの23Cを履くのが
WO輪胎での転がり軽さにおいて
常用できる範囲では最強(←私見です)でした。
が、現行モデルはアタックIII&フォースIIIとなっており
これが旧モデルより1Cずつ太って23Cと25Cになったのと
グランプリ5000のWO輪胎が 転がり軽さにおいて優秀なので
前輪にだけアタックIIIの23Cを履く理由が無くなりました。
アタックIIは すでに廃版ですが、
問屋さんの最終在庫をひねり出してきたものを特価で販売して「いました」。
はい、すみません過去形です。
今回の件で全て売れてしまいました。

後輪には グッドイヤーのイーグルスポーツの25Cを履かせましたが


リムの内幅が狭いので(ビードフックが分厚く 実測で13.5mm)、
8気圧入れましたが 23mmを うっすら下回っています。

↑前輪の輪胎は ホイールのお持ち込み時点では付いていなかったので
これは後輪に付いていた輪胎ですが、

バルブ穴直下のゴムが溶けて ケーシングが露出しています。

裏から見ても


↑かなり薄くなっていました。

これは また別件で、ずいぶん前に撮った記事用の画像ですが
プロ3レースと同年代の リチオンの黒です。
カラー輪胎よりは起こりにくいものの
黒輪胎でも同じ症状が出ます。
実は コスミックSLは一昨日の話で、
これにつづいて今日 ホイール3ペア分の輪胎を交換しました。
いずれも同じくプロ3レースの赤の23Cです。

↑時系列がとびますが 外した輪胎です。
まあ、一度 不信感を持つか エライ目に遭うと
交換したくなる気持ちは分かります。
これらの輪胎の中に、裏側から見て
バルブ穴直下でケーシングが露出しているほどのものは ありませんでした。

これはカンパニョーロのバレットウルトラで、
リムの内幅は 冒頭のコスミックカーボンよりは広く
実測で15.8Cです。

輪胎は 自称23Cですが、


実測で25.4mmありました。
ミシュランの輪胎が 元々太めというのもありますが、
経年使用で太ったのも 間違いありません。

同じホイールに イーグルスポーツの25C
(このモデルには23Cの展開が無い)を履いたところ


7気圧で 実測23.7mmでした。
2020年から、ロードバイクの輪胎幅のETRTO規格が
ワイドリム化した実状に合わせて 変わっています。
それによれば 22~24Cの輪胎が想定しているのが
内幅17Cのリムで、
25~28Cの輪胎が想定しているのが 内幅19Cのリムです。
つまり、新規格では25C輪胎は 内幅19Cのリムに入れないと
適正空気圧での輪胎幅が25Cにならないということです。
これにすでに合わせている、と表明しているのはヴィットリアですが、
グッドイヤーがどうなのかは不明です。
実測の内幅19.2mmのAL22Wリムに
グッドイヤーの自称25Cの輪胎を履いた場合
だいたい表記の通りになるのは確認済みなので、
グッドイヤーも 新ETRTOに準拠しているのかもしれません。

↑これはヴィジョンのホイールですが、

バルブ穴直下が溶けていました。
これくらいなら よく見かける程度です。
これでも、裏側のケーシングは露出していませんでした。

バルブ直下に限らず 輪胎のゴムがビードに移っているので、
大爆発予備軍ではあったのかもしれません。
客人託我們保管宇宙碳纖維輪組。

這是個原本叫宇宙碳纖維SL的輪組,
除了輪圈的外觀略有不同外,其他沒什麼差別,

這個年代的型號是宇宙SL。
不過呢,客人用米其林的Pro 3 Race輪胎騎這個輪組,
在前輪輪胎從內側凸起的時候發現異常,
就像被北斗神拳打中一樣趕緊放掉空氣,
但繼續騎了一陣子之後,
輪胎就大爆炸了。幸好不是在下坡時發生。
米其林輪胎會在氣嘴孔正下方位置
輪胎橡膠溶化粘著在輪圈上,
(耐久型似乎改變了製造方法或OEM來源,
現在很少見了),
但在這個輪組上,整個輪圈周圍都發生了。
雖然只跑了約2000公里,
但輪胎裝上去已經超過一年,
下坡時的煞車熱加上紅色胎面的低耐候性,
種種惡劣條件疊加的結果。

↑前輪氣嘴孔附近
這種程度的話還是很常見的,但是⋯⋯

溶化的橡膠堆在輪圈膠帶上,

甚至延伸到氣孔鉤的內側深處。

用

丙酮擦拭,

清潔完畢。
雖然寫得很簡單,但其實費了不少勁。

↑這是後輪氣嘴孔附近。

氣孔鉤外側的部分比較容易清潔。
前後輪的輪圈膠帶都已經更換。

話題轉換一下,continental(大陸輪胎)有個
「Attack & Force」的系列,
前輪專用設計的花紋和寬度叫Attack,
後輪專用的叫Force。
有管胎和Tubeless版本,以下談的是Tubeless輪胎。
Attack & Force和它的後繼款Attack II & Force II
Attack是22C、Force是24C,
不久前是前輪裝Attack 22C,
後輪不是Force 24C,而是Grand Prix 4000 S II的23C,
或者如果不在乎輪胎壽命和爆胎風險的話,
Gran Prix TT的23C是
Tubeless輪胎裡滾動阻力最小
在日常可用範圍內最強的(←純個人意見)。
但現在的款式變成Attack III & Force III了,
比舊款寬了1C分別變成

這是個原本叫宇宙碳纖維SL的輪組,
除了輪圈的外觀略有不同外,其他沒什麼差別,

這個年代的型號是宇宙SL。
不過呢,客人用米其林的Pro 3 Race輪胎騎這個輪組,
在前輪輪胎從內側凸起的時候發現異常,
但繼續騎了一陣子之後,
輪胎就大爆炸了。幸好不是在下坡時發生。
米其林輪胎會在氣嘴孔正下方位置
輪胎橡膠溶化粘著在輪圈上,
(耐久型似乎改變了製造方法或OEM來源,
現在很少見了),
但在這個輪組上,整個輪圈周圍都發生了。
雖然只跑了約2000公里,
但輪胎裝上去已經超過一年,
下坡時的煞車熱加上紅色胎面的低耐候性,
種種惡劣條件疊加的結果。

↑前輪氣嘴孔附近
這種程度的話還是很常見的,但是⋯⋯

溶化的橡膠堆在輪圈膠帶上,

甚至延伸到氣孔鉤的內側深處。

用

丙酮擦拭,

清潔完畢。
雖然寫得很簡單,但其實費了不少勁。

↑這是後輪氣嘴孔附近。

氣孔鉤外側的部分比較容易清潔。
前後輪的輪圈膠帶都已經更換。

話題轉換一下,continental(大陸輪胎)有個
「Attack & Force」的系列,
前輪專用設計的花紋和寬度叫Attack,
後輪專用的叫Force。
有管胎和Tubeless版本,以下談的是Tubeless輪胎。
Attack & Force和它的後繼款Attack II & Force II
Attack是22C、Force是24C,
不久前是前輪裝Attack 22C,
後輪不是Force 24C,而是Grand Prix 4000 S II的23C,
或者如果不在乎輪胎壽命和爆胎風險的話,
Gran Prix TT的23C是
Tubeless輪胎裡滾動阻力最小
在日常可用範圍內最強的(←純個人意見)。
但現在的款式變成Attack III & Force III了,
比舊款寬了1C分別變成
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