PRO3 レースが大爆発したので

お客さんから コスミックSLをお預かりしました。
DSC00135amx14.jpg
コスミックカーボンSLというモデル名であったホイールと
リムのコスメチック以外 なんら違いませんが、

DSC00136amx14.jpg
この年代のものは コスミックSLというモデル名です。
それはいいとして、お客さんが これに ミシュランのプロ3レースを
履いて走っていたところ、前輪の輪胎が ボコッと内側から
北斗神拳を食らったかのようにふくらんでいるのに気付いて
あわてて空気圧を落としたものの、それからしばらく走ったところで
大爆発したとのことです。下りの最中でなくて よかったですね。

ミシュランの輪胎は バルブ穴直下の位相で
輪胎のゴムが溶けてリムに こびりつきますが
(エンデュランス系は 製造法かOEM元が変わったのか
見かけなくなりました)、
このホイールでは それがリムの全周に渡って起きていました。
距離でいうと2000kmほどしか使っていませんが
輪胎を履いてからは1年以上は経っており、
下りのブレーキ熱や 赤トレッドの耐候性の低さなど
色んな悪条件が重なった結果です。

DSC00137amx14.jpg
↑前輪のバルブ穴付近
これくらいなら まだ よく見かける程度ですが・・・

DSC00138amx14.jpg
溶けたゴムが リムテープの上や

DSC00139amx14.jpg
ビードフックの内側奥まで回っています。

DSC00144amx14.jpg
これを
DSC00145amx14.jpg
アセトンで拭いて
DSC00146amx14.jpg
きれいにしました。
簡単に書いていますが けっこう苦戦しています。

DSC00147amx14.jpg
↑これは後輪のバルブ穴付近です。
DSC00148amx14.jpg
ビードフックの外周は、比較的簡単に きれいにできます。
リムテープは前後輪とも交換しています。

DSC00149amx14.jpg
話は変わりますが、コンチネンタルに
「アタック&フォース」というモデルがありまして、
フロント専用設計のトレッドと幅になっているのが アタック、
リヤ専用設計が フォースとなります。
チューブラーとWOで出ていますが 以下の話はWO輪胎での場合です。
アタック&フォースと その後継モデルのアタックII&フォースIIが
アタックが22C、フォースが24Cとなっており、
少し前までは 前輪にアタック22C、
後輪にフォース24C・・・ではなくグランプリ4000SIIの23Cか
輪胎の寿命とパンクのリスクを気にしないなら
グランプリTTの23Cを履くのが
WO輪胎での転がり軽さにおいて
常用できる範囲では最強(←私見です)でした。
が、現行モデルはアタックIII&フォースIIIとなっており
これが旧モデルより1Cずつ太って23Cと25Cになったのと
グランプリ5000のWO輪胎が 転がり軽さにおいて優秀なので
前輪にだけアタックIIIの23Cを履く理由が無くなりました。
アタックIIは すでに廃版ですが、
問屋さんの最終在庫をひねり出してきたものを特価で販売して「いました」。
はい、すみません過去形です。
今回の件で全て売れてしまいました。

DSC00154amx14.jpg
後輪には グッドイヤーのイーグルスポーツの25Cを履かせましたが
DSC00151amx14.jpg
DSC00152amx14.jpg
リムの内幅が狭いので(ビードフックが分厚く 実測で13.5mm)、
8気圧入れましたが 23mmを うっすら下回っています。

DSC00157amx14.jpg
↑前輪の輪胎は ホイールのお持ち込み時点では付いていなかったので
これは後輪に付いていた輪胎ですが、

DSC00158amx14.jpg
バルブ穴直下のゴムが溶けて ケーシングが露出しています。

DSC00159amx14.jpg
裏から見ても

DSC00160amx14.jpg
DSC00161amx14.jpg
↑かなり薄くなっていました。

DSC05518amx12.jpg
これは また別件で、ずいぶん前に撮った記事用の画像ですが
プロ3レースと同年代の リチオンの黒です。
カラー輪胎よりは起こりにくいものの
黒輪胎でも同じ症状が出ます。

実は コスミックSLは一昨日の話で、
これにつづいて今日 ホイール3ペア分の輪胎を交換しました。
いずれも同じくプロ3レースの赤の23Cです。

DSC00178amx14.jpg
↑時系列がとびますが 外した輪胎です。
まあ、一度 不信感を持つか エライ目に遭うと
交換したくなる気持ちは分かります。
これらの輪胎の中に、裏側から見て
バルブ穴直下でケーシングが露出しているほどのものは ありませんでした。

DSC00162amx14.jpg
これはカンパニョーロのバレットウルトラで、
リムの内幅は 冒頭のコスミックカーボンよりは広く
実測で15.8Cです。
DSC00163amx14.jpg
輪胎は 自称23Cですが、
DSC00164amx14.jpg
DSC00165amx14.jpg
実測で25.4mmありました。ちょうど1インチです。
ミシュランの輪胎が 元々太めというのもありますが、
経年使用で太ったのも 間違いありません。

DSC00168amx14.jpg
同じホイールに イーグルスポーツの25C
(このモデルには23Cの展開が無い)を履いたところ
DSC00166amx14.jpg
DSC00167amx14.jpg
7気圧で 実測23.7mmでした。
2020年から、ロードバイクの輪胎幅のETRTO規格が
ワイドリム化した実状に合わせて 変わっています。
それによれば 22~24Cの輪胎が想定しているのが
内幅17Cのリムで、
25~28Cの輪胎が想定しているのが 内幅19Cのリムです。
つまり、新規格では25C輪胎は 内幅19Cのリムに入れないと
適正空気圧での輪胎幅が25Cにならないということです。
これにすでに合わせている、と表明しているのはヴィットリアですが、
グッドイヤーがどうなのかは不明です。
実測の内幅19.2mmのAL22Wリムに
グッドイヤーの自称25Cの輪胎を履いた場合
だいたい表記の通りになるのは確認済みなので、
グッドイヤーも 新ETRTOに準拠しているのかもしれません。

DSC00170amx14.jpg
↑これはヴィジョンのホイールですが、
DSC00171amx14.jpg
バルブ穴直下が溶けていました。
これくらいなら よく見かける程度です。
これでも、裏側のケーシングは露出していませんでした。

DSC00172amx14.jpg
バルブ直下に限らず 輪胎のゴムがビードに移っているので、
大爆発予備軍ではあったのかもしれません。
TITLE: PRO3 賽車胎爆炸了 BODY:
客人託我們保管宇宙碳纖維輪組。
DSC00135amx14.jpg
這是個原本叫宇宙碳纖維SL的輪組,
除了輪圈的外觀略有不同外,其他沒什麼差別,

DSC00136amx14.jpg
這個年代的型號是宇宙SL。
不過呢,客人用米其林的Pro 3 Race輪胎騎這個輪組,
在前輪輪胎從內側凸起的時候發現異常,
就像被北斗神拳打中一樣趕緊放掉空氣,
但繼續騎了一陣子之後,
輪胎就大爆炸了。幸好不是在下坡時發生。

米其林輪胎會在氣嘴孔正下方位置
輪胎橡膠溶化粘著在輪圈上,
(耐久型似乎改變了製造方法或OEM來源,
現在很少見了),
但在這個輪組上,整個輪圈周圍都發生了。
雖然只跑了約2000公里,
但輪胎裝上去已經超過一年,
下坡時的煞車熱加上紅色胎面的低耐候性,
種種惡劣條件疊加的結果。

DSC00137amx14.jpg
↑前輪氣嘴孔附近
這種程度的話還是很常見的,但是⋯⋯

DSC00138amx14.jpg
溶化的橡膠堆在輪圈膠帶上,

DSC00139amx14.jpg
甚至延伸到氣孔鉤的內側深處。

DSC00144amx14.jpg

DSC00145amx14.jpg
丙酮擦拭,
DSC00146amx14.jpg
清潔完畢。
雖然寫得很簡單,但其實費了不少勁。

DSC00147amx14.jpg
↑這是後輪氣嘴孔附近。
DSC00148amx14.jpg
氣孔鉤外側的部分比較容易清潔。
前後輪的輪圈膠帶都已經更換。

DSC00149amx14.jpg
話題轉換一下,continental(大陸輪胎)有個
「Attack & Force」的系列,
前輪專用設計的花紋和寬度叫Attack,
後輪專用的叫Force。
有管胎和Tubeless版本,以下談的是Tubeless輪胎。
Attack & Force和它的後繼款Attack II & Force II
Attack是22C、Force是24C,
不久前是前輪裝Attack 22C,
後輪不是Force 24C,而是Grand Prix 4000 S II的23C,
或者如果不在乎輪胎壽命和爆胎風險的話,
Gran Prix TT的23C是
Tubeless輪胎裡滾動阻力最小
在日常可用範圍內最強的(←純個人意見)。
但現在的款式變成Attack III & Force III了,
比舊款寬了1C分別變成

Related Products on Amazon

* Amazon affiliate links — prices may vary