客から AL22W リムで組まれたホイールを預けられました。

まずは後輪から。
ハブは BITEX ブランドのもので 半コンペ 46組相当です。
私が「クリスキングの無駄遣い」と呼ぶときは
単に 高価なクリスキングのハブでこんなヒドいホイールを組むうえ
こんな内容でお金を取るとは・・・という意味だけでなく
ある特定のショップの仕事のみに限定しています。
これは そこで組まれたホイールです。
あいつらが半コンペ 46組みを自発的に思いつくことは
一生無いはずなので これは よく言えば ジェネリック野田ラボホイール、
悪く言えば 野田ラボホイール風なものですが
半コンペ 46組相当になっているのは お客さんの希望とのことです。
「相当」というのは後輪のフリー側のコンペはショップの在庫からで、
前輪の左右と後輪の反フリー側の CX-RAY と同寸法のエアロスポークは
サピムの CX-RAY ではなく mac スポークのもので
これはお客さんの持ち込み品だからです。
ていうか 野田ラボホイール風なものを当店に点検に持ち込まれるというのも
いい度胸している お客さんだと思いますが まあそれはいいでしょう。
ちなみに、全く怒っていません。こういうのに好悪の感情は抱きませんが
正直 面白がってはいます。
画像にあるような、リムにステッカーが貼ってあったり
スポーク持ち込みの経緯などを書けば
クリスキング無駄遣いのショップが ここを読んだときに
特定されるのでは?とお客さんには訊いていますが
別にそれはかまわないそうです。


センター振れがありますが、これは意図的なものだそうです。
というのも、後輪で加圧すると リムがずれるので(これ自体は事実)
それを見越してセンターをずらしているのだと。
その量がチューブレスとチューブドでも違うので(これも事実)
元はチューブレスモードだったのを
今はチューブドで運用しているので
あとからわざわざチューブドモードに ずらし直したとのことです。
私自身、私物の後輪は これとは別の理由で紙1枚ほど
反フリー側にリムをずらして組みますが
お客さんの後輪では やっていません。
加圧によるセンター振れに対して
使用時でのセンタードンピシャを出すのは
不可能なので、いつぞや書いたこともありますが
私はホイール単体でのセンタードンピシャでホイールを組むようにしています。
カンパニョーロやフルクラムも、明らかにそうしています。
マヴィックの後輪が、ほぼ ことごとく
反フリー側にリムが寄っている傾向があり
これはそういう意図なのかと勘ぐったこともありますが、
センターが全くずれる必要が無い
リムブレーキの前輪ですら よく ずれているので、
反フリー側にずれている傾向については説明できないものの
単に「マヴィックはセンター出しが甘いだけ」だと結論付けました。
チューブドとチューブレスでは、
同じ空気圧だと チューブレスのほうが大きくセンター振れを生じます。
とくに、チューブレスでは あまりしないでしょうが
8 気圧以上入れると顕著です。
また、タイヤのメーカーによって たとえば同じ自称 25C でも
実際の幅(厳密に問題になるのは外幅ではなく内部の容積)が違い
これによっても ずれる量が変わります。
あと、リム高が高いリムほど ずれる量は少なくなります。
そういう個々の事例について、厳密に常時 加圧時でのセンタードンピシャを
出すのは現実的ではないというか不可能ですし、
なにより このショップに それが出来るほどの技術が
間違いなく備わっていないのに こんなことをほざいているのが
本当に笑えてきます。お客さんには気の毒ですが。
別件ですが、先日も とんでもなく縦振れがあるMTB のホイールが持ち込まれて
それが自分でホイールを(一応)組める人だったので
「これ、自分で組んだんか。こんな状態で持ってくるんなら
そもそも材料の状態からウチで組んだほうが
二度手間にならんから まだありがたいんじゃ」と言ったところ
組んだのは クリスキングの無駄遣い屋とのことでした。
ホイールはディスクブレーキ用ですが、
もし リムブレーキのホイールだったなら
シューの位置決めが無理なほど縦振れがあり
センター振れも ひどかったです。
お客さんが クリスキングの無駄遣い屋の考えに賛同するなら
それは尊重しますが、ホイール単体でのセンター出しを希望されたので
そのようにしました。
お客さんに 結果は見せたのでセンタードンピシャの画像は撮っていません。
つづいて前輪ですが、そこで組んだホイールには珍しく
まともに組まれていました。


↑当初 紙1枚ほどのずれがあると出たのですが
ここ以外の位相ではセンタードンピシャです。
単に、かすかな横振れがあるだけで
それもホイールを組んだときには無かった感じでした。
探したわけではないですが最初に当てた位相が
たまたま 振れていた箇所だっただけです。
ひどくは無いものの 縦振れがあるのは
お客さんに見てもらいましたが。
あと、お客さんが指定したわけではなく
それ以前に 私が指摘するまで知らなかったことが 2 点あります。

ひとつめ。
後輪は つかみしろ 3.2mm 対辺の長さ 12mm ニップル
(これはまず間違いなく DT)で組まれていましたが

前輪は つかみしろ 3.4mm 対辺の長さ 14mm ニップルで
組まれていました。
つまり、前後輪で必要なニップル回しのサイズが違うということです。

ふたつめ。
内周側のリム穴に穴振りが無い(目視ではそう見える)リムなので
性能上の問題は無いと思いますが、
前輪のラジアル組みが逆穴振りで組まれていました。
これらについても、意図的なセンターずらしを称するのと同様
なにか 私には理解できない深遠な理由によってなされているのでしょう。

まずは後輪から。
ハブは BITEX ブランドのもので 半コンペ 46組相当です。
私が「クリスキングの無駄遣い」と呼ぶときは
単に 高価なクリスキングのハブでこんなヒドいホイールを組むうえ
こんな内容でお金を取るとは・・・という意味だけでなく
ある特定のショップの仕事のみに限定しています。
これは そこで組まれたホイールです。
あいつらが半コンペ 46組みを自発的に思いつくことは
一生無いはずなので これは よく言えば ジェネリック野田ラボホイール、
悪く言えば 野田ラボホイール風なものですが
半コンペ 46組相当になっているのは お客さんの希望とのことです。
「相当」というのは後輪のフリー側のコンペはショップの在庫からで、
前輪の左右と後輪の反フリー側の CX-RAY と同寸法のエアロスポークは
サピムの CX-RAY ではなく mac スポークのもので
これはお客さんの持ち込み品だからです。
ていうか 野田ラボホイール風なものを当店に点検に持ち込まれるというのも
いい度胸している お客さんだと思いますが まあそれはいいでしょう。
ちなみに、全く怒っていません。こういうのに好悪の感情は抱きませんが
正直 面白がってはいます。
画像にあるような、リムにステッカーが貼ってあったり
スポーク持ち込みの経緯などを書けば
クリスキング無駄遣いのショップが ここを読んだときに
特定されるのでは?とお客さんには訊いていますが
別にそれはかまわないそうです。


センター振れがありますが、これは意図的なものだそうです。
というのも、後輪で加圧すると リムがずれるので(これ自体は事実)
それを見越してセンターをずらしているのだと。
その量がチューブレスとチューブドでも違うので(これも事実)
元はチューブレスモードだったのを
今はチューブドで運用しているので
あとからわざわざチューブドモードに ずらし直したとのことです。
私自身、私物の後輪は これとは別の理由で紙1枚ほど
反フリー側にリムをずらして組みますが
お客さんの後輪では やっていません。
加圧によるセンター振れに対して
使用時でのセンタードンピシャを出すのは
不可能なので、いつぞや書いたこともありますが
私はホイール単体でのセンタードンピシャでホイールを組むようにしています。
カンパニョーロやフルクラムも、明らかにそうしています。
マヴィックの後輪が、ほぼ ことごとく
反フリー側にリムが寄っている傾向があり
これはそういう意図なのかと勘ぐったこともありますが、
センターが全くずれる必要が無い
リムブレーキの前輪ですら よく ずれているので、
反フリー側にずれている傾向については説明できないものの
単に「マヴィックはセンター出しが甘いだけ」だと結論付けました。
チューブドとチューブレスでは、
同じ空気圧だと チューブレスのほうが大きくセンター振れを生じます。
とくに、チューブレスでは あまりしないでしょうが
8 気圧以上入れると顕著です。
また、タイヤのメーカーによって たとえば同じ自称 25C でも
実際の幅(厳密に問題になるのは外幅ではなく内部の容積)が違い
これによっても ずれる量が変わります。
あと、リム高が高いリムほど ずれる量は少なくなります。
そういう個々の事例について、厳密に常時 加圧時でのセンタードンピシャを
出すのは現実的ではないというか不可能ですし、
なにより このショップに それが出来るほどの技術が
間違いなく備わっていないのに こんなことをほざいているのが
本当に笑えてきます。お客さんには気の毒ですが。
別件ですが、先日も とんでもなく縦振れがあるMTB のホイールが持ち込まれて
それが自分でホイールを(一応)組める人だったので
「これ、自分で組んだんか。こんな状態で持ってくるんなら
そもそも材料の状態からウチで組んだほうが
二度手間にならんから まだありがたいんじゃ」と言ったところ
組んだのは クリスキングの無駄遣い屋とのことでした。
ホイールはディスクブレーキ用ですが、
もし リムブレーキのホイールだったなら
シューの位置決めが無理なほど縦振れがあり
センター振れも ひどかったです。
お客さんが クリスキングの無駄遣い屋の考えに賛同するなら
それは尊重しますが、ホイール単体でのセンター出しを希望されたので
そのようにしました。
お客さんに 結果は見せたのでセンタードンピシャの画像は撮っていません。
つづいて前輪ですが、そこで組んだホイールには珍しく
まともに組まれていました。


↑当初 紙1枚ほどのずれがあると出たのですが
ここ以外の位相ではセンタードンピシャです。
単に、かすかな横振れがあるだけで
それもホイールを組んだときには無かった感じでした。
探したわけではないですが最初に当てた位相が
たまたま 振れていた箇所だっただけです。
ひどくは無いものの 縦振れがあるのは
お客さんに見てもらいましたが。
あと、お客さんが指定したわけではなく
それ以前に 私が指摘するまで知らなかったことが 2 点あります。

ひとつめ。
後輪は つかみしろ 3.2mm 対辺の長さ 12mm ニップル
(これはまず間違いなく DT)で組まれていましたが

前輪は つかみしろ 3.4mm 対辺の長さ 14mm ニップルで
組まれていました。
つまり、前後輪で必要なニップル回しのサイズが違うということです。

ふたつめ。
内周側のリム穴に穴振りが無い(目視ではそう見える)リムなので
性能上の問題は無いと思いますが、
前輪のラジアル組みが逆穴振りで組まれていました。
これらについても、意図的なセンターずらしを称するのと同様
なにか 私には理解できない深遠な理由によってなされているのでしょう。